【NC39】【CB400SF】ドライブチェーン張り調整 やり方
2020/07/25
お久しぶりの更新。
最近は、コロナや雨でどこも行けないですよね(ノ_-。)
私は日本一周計画していたのですが、中止にしました、、。
( ̄△ ̄)
さて、今回は【NC39】【CB400SF】ドライブチェーン張り調整のやり方を紹介していきます。(自己責任でお願いします)
用意するもの
- リアスタンド(センタースタンド)
- ラチェットレンチ(8㎜、17mm、24㎜)←メガネやスパナでも可
- スケール
- 手袋(あれば)
手順
①遊びの点検
※点検、調整の際は必ずエンジンを停止すること。
・メインスイッチをOFF、トランスミッションをニュートラル、車体をサイドスタンドで支える。
・リアとフロントのスプロケットの中央位置でドライブチェーン下側の遊びを点検する。スケール等で測定します。
(下記の図の矢印のとこ)
遊び基準:25㎜~35㎜
※イメージ
F:フロントスプロケット
②リアアスクルナット緩める
・ラチェットレンチ17㎜で反対側を固定し、ラチェットレンチ24㎜で奥に押すようにナットを緩めます。
※高トルクで締まっているので、手前に引くように緩めようとするとナットから工具が外れた際に顔など怪我してしまう恐れがあります。
↑左側を17mmラチェットレンチで固定
↑24mmのソケットを取り付けてスピンナーハンドルで矢印の方向に回すと緩みます。
・なかなか緩まない場合はネジ部に5-56を吹きかけて試してください。↓
↑緩んだらこんな感じ
③リアタイヤを浮かす
・リアジャッキを使用してリアタイヤを浮かします。
私は、アストロプロダクツで購入したやつ(約1万円)を使用していますが
このようなタイプです↓ アマゾンの方が安く購入できるみたいです。
このようなジャッキもあります↓
④アジャストボルトとは
↓写真の赤丸のところをアジャストボルトと呼びます。
このアジャストボルトは右と左にあり(写真のアジャストボルトは右のやつ)これをどちらかに回すとドライブチェーンの張りを調整できます。
⑤左右のアジャストボルトを均等に回す
・8mmのメガネを使用します。
・写真の矢印の方向に回すとドライブチェーンを張ることができ、反対方向に回すとドライブチェーンが緩みます。
↑バイク後方から見て右のアジャストボルト
↑バイク後方から見て左のアジャストボルト
⑥ドライブチェーンの遊びを見る
⑦左右のドライブチェーンアジャスタの調整目盛りが
スイングアームの合わせマークに同じ位置で合っていることを確認
だいたい同じになりましたね。
※交換時期の表示らへんにスイングアームの合わせマークが来てる場合は、ドライブチェーンを交換しなければなりません。
⑧リアアスクルナットを仮締めする
・緩める方向と逆方向に回します。
・アスクルナットのワッシャー?の遊びがあり、前や後ろにずれるので、膝などで押しながら締めます。
・締めるときは、手前に引きながら行います。
⑨ドライブチェーン遊び再点検、リアホイールがスムーズに回転するか確認
⑩リアジャッキを外す
⑪トルクレンチで本締めする
トルク:88N・m (9.0kgf・m)
※NC39のサービスマニュアル参照
参考
今回、使用した工具です。
・トルクレンチ
ソケットがセットでついてくるのでオススメです。
良かったら買ってください。
エマーソン トルクレンチセット EM-29 ソケット5個付(14/17/19/21薄口ロング/24mm)+エクステンション ケース付 40-200N・m対応 EMERSON EM29
- 発売日: 2012/06/12
- メディア: Automotive
・ラチェットレンチセット、スピンナーハンドル
大きなトルクがかかっているとラチェットが壊れてしまうので、スピンナーハンドルの使用をお勧めします。
★チェーンの清掃・注油の記事も書いています。良かったら見ていただけると嬉しい。
おわり